イライラするということ

最近、とてもイライラしており、

イライラした相手に、どうのこうの言ったりしていた。

私は、イライラすると、直接人に言ってしまうことが多々ある。

しかし、そこでふと思ったのだ。

「自分は、人に何か言えるような立場ではないのではないか」



自分が、とてつもなく性格が良かったり、心が広かったり、

勉強がすごく出来たり、頭の回転が速かったりなど、

何か一つ秀でたものがあるならば、言ってもいいのかもしれないが、

あいにく私にはそんなに秀でたものがあるわけではない。

だから、思ったのだ。

「イライラしても私が言うことではない。

これは、私より優れた人や、人生経験豊富な人が言うべきである」ということに。



そして、私は直接人に言わずに

人に愚痴を言ったりすることもたまにある。

そんなに激しい愚痴ではと自分では思っているが

そこで気づいたことが、またある。

その愚痴を言ったことをいつも、すごく後悔しているということに。

自分の中でとどめておけばいいのに、

それを人に言ってしまった。

そんな自分がとてつもなく醜く思え、

自分の中で大変自己嫌悪に襲われる。

なので、私はもう人のことをとやかく言うのはやめる。

人(自分があまりよく思っていないような人)が

優れた人や年上の人から助言をもらうまで、

また、その人自身が自分の悪い癖などに気づくまで、

私は何も言わない。

何も言わないことがカッコいいから、とかそういうわけではなく、

自分には言う資格がないと思っているからである。

そんなことを今日、ふと思った。

まず、人に何か意見を言いたと思うのなら、

その人より大きい人になろう。