食パン選び=人生

30代半ば〜40代になってくると、自分の生活が確立されてくるのではないか、と思う。


例えば、食パンで言えば、20代の頃は、いろいろなメーカーがありすぎてどのメーカにするか迷い、(ヤマザキの本仕込みにするか、新食感宣言にするかetc...)違うメーカーのものをいろいろ試しに買ってみて、自分の好きなメーカーを理解していく。


30代〜40代になると20代に「おいしい」と思ったものを毎週買うようになる。パンは絶対ヤマザキのふんわり、キムチは絶対牛角のやつ、など。いわば自分の生活が確立されてくる。そして、買い物の時間はだいぶ短縮される。


これを人生に置き換えてみても、同じことなのではないか。


20代のときにやりたいことを探し始め、試しにいろいろなことを経験してみる。30〜40代になると、仕事をしていて、それ中心の生活が確立されてくる(でも、そのまま会社に拘泥してはいけないと思う)


自分の好みのものを探すことや、20代の頃に自分のやりたいことを探すことなど、いろいろ悩みはすると思うが、時間をかけて、無駄なことではないと思うのだ。20代の頃はいろいろ悩んだり行動したっていいのではないか。自分の意見が確立したりするのは30代、40代の頃からでいいと思うのだ。


こんなことを考えたのは、今日買い物について行き、その人が「ソーセージはこれ、プリンはこのメーカー」というように買っていたからだ。私の母親もそうだった。「ミートソースはこれ、カレールーはこれ」という風に。アメリカのホストマザーもそうだった。ちなみに例えに食パンを出したが、特に理由はない。


私は、早く大人になりたい。早く30代、40代になって自分を確立させたい(その時も確立されてないかもしれないけれど...)
だから、そのために20代の頃はいろいろ悩んでみることにする。壁があったとしても、それに立ち向かっていくようにする。そのことが、未来の自分を作るのであると思うから。


まあ、当てはまらない人もいるだろうけれど、大抵の人がこんな感じなんじゃないかな。


ちなみに私はヤマザキの本仕込みか、ふんわりが好きだ。